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会社情報

企業名 株式会社 紫野和久傅
住所
(所在地)
〒602-8482  京都市上京区浄福寺通上立売上ル大黒町719
  京のまち企業訪問リンク
 
企業URL http://www.wakuden.jp/
連絡先 075-415-1800
食料品・飲料品製造業 飲食料品小売業
飲食店・宿泊業 専門店

会社から伝えます

会社の理念は、『食を通じて全ての人々に幸せを感じていただくことを目的として社会に貢献し、また、その成果を社会に還元することを目指す』としております。
「料亭の味をご家庭にお届けする」ことをコンセプトに、お惣菜、お菓子、佃煮、お弁当など季節感を重視して、全て自社の工房2か所(京都智恵光院、京丹後久美浜)で製造。
販売店舗9箇所(京都3、大阪1、東京4、名古屋1)で、直販している他、京都と名古屋に個性的な料理店を3店舗運営しています。店舗の店長は全て女性が活躍しており、全社員の75%が女性社員です。
今後も、食に関わる仕事に使命感をもって一層精進し、会社としてさらなる進展に努めていきたいと考えています。
 
 
◆経営者からのメッセージ
明治3年、丹後の峰山で料理旅館として創業した当社は、昭和57年に京都へ進出、料亭「高台寺和久傳」としてスタートしました。その後、料亭「室町和久傳」「京都和久傳」を開設し、創作京懐石を提供する料亭として、運営しております。
その後、平成15年に自社の工房で製造した料理を「おもたせ」として「料亭の味をご家庭に」をコンセプトに多様なお惣菜、お菓子、お弁当などを直販する事業として、「紫野和久傳」を設立、「高台寺和久傳」とは姉妹会社として運営してきております。
この他にも「典座」と称する精進料理を提供するお店、「むしやしない」という懐石料理店、「はしたて」という「煮麺」「丼もの」のお店も運営しております。
今後も、京都に根ざした個性的な「味自慢のお店」として、努力してまいりますので、「食」に関心があり、お客様への心のこもった「おもてなし」のできる社員さんに入社していただきたいと念願しております。是非、たずねてきていただきたいと思います。
 
◆採用したい人物像とは
料亭、料理店、販売店舗のいずれのスタッフも、お客様を「心からおもてなしすること」が、最大の役割です。従って、何よりも人さまと接することが好きであり、性格的にも、陽性で、前向きに元気よく仕事のできる人を求めたいと思います。
どの仕事も、多種多様な料理や商品があるため、商品知識をしっかりと持つことが重要です。従って、常に最新の知識を身につけるための努力、勉強は不可欠です。
さらに、職場においては、他のスタッフと協調し、各職場で設定された「目標」に向かう積極的な執務姿勢が求められます。
これら執務上の必要要件を満たしうる人材、そうなるための努力を惜しまずに継続できる人材を、求めたいと思います。
 
◆新入社員に期待します
直販の販売店、料理店のホールスタッフとも、基本は同じく「接客」です。ご来店されるお客様を心から「おもてなし」し、ご満足してお帰りいただけることが何より大切です。従って、接客という職種に相応しい心配りや物腰、態度、言葉遣いを心がけ、日々努力することが求められます。
一朝一夕に備わるものではありませんが、上司や先輩の指導の下で、成長していってもらいたいのです。その中で、次第にお馴染みのお客様も増え、接客が励みや、楽しみにまで繋がっていき「お客様と接するのがやりがい」だといえるように立派に成長していただくよう期待します。

 <京都和久傳>

 

社員から伝えます

◆尊敬できる先輩
私が尊敬できる先輩は店長です。
仕事に対する姿勢は、何時も真剣で、時には厳しく注意されることもありますが、私のことを思って言ってくださっているのが分かります。
当社は、「おもてなしの心」を大切にしている会社です。
取り扱っているたくさんの商品知識を持つことは大事ですが、お客様に満足していただけるような、気持ちのこもった接客が最も大切だと思います。
また、当社は、新入社員の私でも気軽に上司に質問できるような雰囲気の会社だと思います。業務に関する不安や、分からないことがあれば、一緒に解決してくれるので、仕事をしながら自然と向上心が沸いてきます。

◆就職活動へのメッセージ
学生時代には、自分のやりたいことを、部活や自主活動を通じて精力的に励んでください。その中から、一つの「得意技」を体得することが望まれます。また、アルバイトを通じて、人間関係、対人折衝の訓練をすることも、意味のあることだと思います。
社会に出れば、どんな職業であれ対人関係ができ、協調性は重要な要件です。
上司、先輩、同僚、お得意先、仕入先、金融機関など、幅広い人とのつながりができます。
自社や、自分の都合を優先させることだけでは、良好な関係を持つことができません。譲るべきところや、円滑な調整術も必要にもなります。
社会人として成功するためには、「これだけは自信がある」という知識、知恵、技術は大きな武器です。それを身に付ける努力を惜しまずに励んでいただきたいものです。
  
◆学生のうちにやっておくべきこと
大学生時代ほど時間に余裕のある時期はありません。学生時代の時間を利用して海外旅行や、アルバイトなど、学業以外でも多くの経験を積んでおくべきだと思います。
何がしたいのか、どのような職に就くか、大学生の時に経験したことは、就職活動にも影響してきます。自分に合うこと、合わないことを見つけられるのも大学時代でしかできないことです。特に、アルバイトは、社会人の初歩を経験できるよい機会だと思います。
私自身、アルバイトをして、サークルにも二つ参加していました。この経験が、現在、人と接するお仕事をするにあたり、お客様とお話をする下地になっていると感じます。社会に出てからの礼儀やマナーは、学生時代に身につけてしまうのは難しいものです。それよりも、学生時代は、自分の良さを知り、自由に伸ばすことが大事だと思います。就職活動や卒論に追われるだけでなく、持っている時間を有効に楽しく使ってください。

 <室町和久傳>

やりがいのある仕事です

◆店舗の店長は全て女性
各店舗の販売スタッフは、店長以下全て女性で運営し、20歳代の店長もいて、若いスタッフが、皆、喜び、楽しんで販売に勤しんでいます。スタッフ間の協調性、チームワークの重要性はいうまでもありません。その部署の業績は、目標に向かっていくスタッフのまとまりと挑戦姿勢にかかっており、その人の持つ、積極性や、明るさというキャラクターの大事さが求められます。
職場の環境は、「食」に関するものだけに、清潔で明るいものです。一緒に商品を販売する楽しみを、味わいませんか。若くて、明るい女性を中心に、仕事の仲間に加わっていただきたいと念じていますので、是非当社を訪れて来ていただきたいと思います。

◆日ごろ心がけていること
日々の小さな積み重ねが、お店や自分の成長に繋がっていくところに、やりがいを感じます。
私たちが扱っているのは、ただの食品ではなく、「おもい(想い)」を「たくす(託す)」「おもたせ」。大切な人に贈りものを選ぶとき、お客様と寄り添い、少しの会話から何を求めていらっしゃるかを考え、贈られた先のことも想いを込めながら、一緒に選ぶお手伝いをさせていただけること、何より、食を通じて多くの人々に喜んでいただくことが、楽しくもあります。
京都の料亭ならではの季節感、和の文化、伝統が働きながら身につけることができ、自分を磨きたい、人として成長したいと思う方には、とても、やりがいがあります。一朝一夕で身につくものではないからこそ、小さな積み重ねの大切さを感じられると思います。

 <れんこん菓子 西湖>

 

これが自慢です

姉会社の料亭「高台寺和久傳」
毎年「蟹」のシーズンは、京丹後の間人沖で朝に水揚げされた「間人蟹」を、京都へ直送し、和室に切られた「囲炉裏」で、真っ赤にいこった「備長炭」で「生蟹」を焼き、独特の「たれ」を付けて召し上がっていただく「蟹焼き」があります。鮮度といい、調理の妙といい、まさに絶品というべき名物料理です。
 
紫野和久傳で製造しているお菓子
「西湖」は、蓮根の澱粉と和三盆糖を素材にした全て手作業で、大きな「笹の葉」に包み、柔らかな食感と、のど越しの滑らかさが売りの、当社で一番の人気商品です。生菓子のため、消費期限は短いものですが、ご進物にも喜ばれている逸品です。一度、ぜひ、ご賞味下さい。
 
◆TVで紹介されました
全てを当社の工房で製造した各種の食品は、お惣菜、佃煮、お菓子、お弁当とバラエティも豊富で、特に、れんこんを素材にした生菓子「西湖」は、当社の最大のヒット商品で、TVでも再三取り上げられている、のど越し滑らかなお菓子で、是非、一度お召し上がりいただきたいものです。
 
◆企業担当者から一言
和久傳ならではの本格的な料亭料理を、お持ちかえりいただけます。
自社工房で製造した、お弁当や鍋物セット、佃煮、お菓子など多品種の創作料理などを、ちょっと贅沢をしてもいいかな、という特別な日に、ご自分の大切な方と一緒に頂いて、満足を得られる、そんな品揃えをご用意いたてたおります。
<京都3店、大阪1店、名古屋1店、東京4店の9箇所の直販店でお届け>
 
 <高台寺和久傳>

社員を人財へと育てます

新入社員の皆さんは、新しい仕事と自分の任務について、希望と不安が同居しています。誰も通る道ですから、自分から職場に溶け込む気持ちを持って、周りに積極的に接する心構えを持ってください。それにより、先輩、同僚との距離も縮まり、職場の一員として認められることになると思います。
少しの失敗やミスもあるとは思いますが、必要以上に萎縮せず、同じ失敗を繰り返さず、全ての経験を次に活かすことが大事です。
ただ、日々の勉強は不可欠です。実務から学ぶもの、参考となる書物から得られるもの、先輩や上司の経験談など、学ぶべき材料は、多くあることでしょう。経験は、知識として蓄積されるものです。一つ一つ、自分のものとして成長していってもらいたいものです。1年経過すれば先輩になり、意識せずとも成長していることと思います。

 

取り組んでいます

◆「こども論語塾」-社会貢献
児童教育に資するべく毎月、京都と京丹後で「こども論語塾」を開いて、小学生中心に、女性講師による論語の勉強の場を提供しています。これらは全て、企業理念とする社会貢献と還元を体現するものです。
 
◆「和久傳の森」-地域貢献
「食」に関わる仕事として、「旬」にこだわり、「素」の味わいを極めることをテーマに、材料の持ち味を活かした食品を、ご家庭に、また、おもたせとして提供することを使命としています。一方で、京丹後にある敷地8,000坪の久美浜工房の中に、数年前に植樹した樹木が、いま「和久傳の森」として、立派に成長しているほか、山椒の木を育てたり、近くの田園では、無農薬で山水を使った、お米(こしひかり)も栽培し、商品化しています。

 <子ども論語塾風景>