京都の中小企業の魅力をみつけよう！「知りたい！が見つかる」それぞれの企業の特徴や会社の雰囲気など本当に知りたい詳しい情報をお伝えします。

【求めているのは「創造力」のある人】
当社の社是は『われら 社会と ともに在り』、言い換えれば『チームワーク＆チャレンジ』を大切にしている会社です。1人でできることは会社でする必要はありません。ただ、決してチームのために自分を抑える必要もありません。それぞれ違った個性を持ちながら、きちんと会社を理解して、自分らしく動いて、連携していく。そのためには、どんな部署でも【創造力】が必要だと思っています。営業担当者だったら「自分が新しい顧客を開拓しよう」とか、物流担当者なら「どうしたら輸送コストをカットできるだろう」とか。そういう創造力を社員には期待しています。

【京都科学のポリシーは世界でいちばんの製品を目指すこと】
京都科学はメーカーですから、他にはない製品を目指さないといけません。つまり、当社が目指しているのはNo.1の製品。営業マンが他社動向を意識する必要がないほどの、本当に必要とされている世界でひとつの製品をつくればいい。そのためには、社員全員がNo.1をめざさないといけない。そんな人達の集団は絶対良くなる、と考えています。

当社は、1948年株式会社島津製作所の標本部を継承して設立されました。現在、創業当時の科学教育模型・標本・実験機器等の分野は医学・看護教育分野へと奥行きを深め「企画開発・製造・販売・アフターフォローまでの一貫体制が整っている」「高い技術力」といった強みを活かし、国内トップクラスのシェアを誇るリーディングカンパニーとしての地位を誇っています。2008年、創業60周年を期に、教育が普遍的であり、文化の継承が不可欠であると信じ、時代に即したニーズに合う製品とサービスを模索しながら「京都から世界へ」新たな挑戦をしています。

新製品の開発は、技術職を中心にチームを作り、医師らの専門家の指導を受けながら、メンバーが試行錯誤を重ねながら進めていきます。例え、技術職でも机に向かって黙々と作業するのではなく、営業や医師と会話をし、密にコミュニケーションを取りながら開発を進める必要があります。入社前に専門的な知識がないのは当たり前ですから、常に勉強する姿勢を持つことが大切です。当社では、前例のない製品を作ることも多く創造力を持って取り組める方であれば、やりがいを持って、前向きに取り組んでいただけると思います。

医学教育において実際の現場に近い実習を行えるよう、当社では医療用シミュレータをより本物の人体に近付ける努力をしております。中には開発に6年以上かける製品もあり、こだわり抜いた高精度のシミュレータは国内のみならず、海外でも高い評価を受けています。高い技術力・開発力から「類似品が出てきたとしても、京都科学が作る製品は真似できない」と自負しており、例え類似品が出ても医療の発展につながれば、と考えています。そんな当社の製品を開発するチームは若手社員が中心。2011年新卒入社の社員も新製品の開発に携わっています。さらなる組織の活性化、成長を目指し、若い世代の社員に期待を寄せています。

2010年、新本社・工場が完成しました。この工場は今後の海外展開をふまえ、世界と戦える工場をめざしています。また、大学との共同研究によりロボット技術等との融合で、よりリアルな製品を追求していきたいと考えています。医師や看護師のように直接医療に貢献する仕事ではありませんが、医療人を育成するという角度から現場を支える仕事です。ですから「社会に役立つ仕事がしたい」と思う方にぜひ来てほしいと思います。

京都科学では「会社も社員も成長するために、安心して働き続けられる環境を」という目標を掲げ、環境整備に努めています。当社には、仕事と子育てを両立している女性社員が多数おり、育児休業を取得した全ての社員が復帰しています。それらの実績が評価され、平成22年に「京の子育て応援企業」に認証されました。今後も社員がのびのびと仕事に向き合えるよう、努力してまいります。