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会社情報

企業名 河市水産 株式会社
住所
(所在地)
〒600-8847  京都市下京区朱雀分木町31
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企業URL http://www.kyoto-kawaichi.co.jp/index.html
連絡先 075-311-6554
その他の卸売業

会社から伝えます

河市水産は、京都中央卸売市場内の鮮魚仲卸業という業種柄、どうしても新卒採用者よりも中途採用者が中心になってしまいますが、その人たちが再出発として前職の経験を生かし活躍できるよう『誰もが能力を発揮し、働きがいのある会社』をモットーにしています。
そして、キャリアアップを目指す社員、向上心のある社員に対しては、全面的に支援体制をとるなど多様性を持った職場環境の実現を目指しています。
こういった環境の中、社員一人一人が目指すレベルの仕事を達成することで会社全体の実力が底上げされることを期待しています。

将来、河市水産に入社し社員として仲間として共に仕事をしていく上で一番大切なことは、『これは自分がしなくても誰かがしてくれる』など他人に頼る【依存型社員】ではなく、たとえ小さなことでも『自分がするべき事はないか』など自分から発信していく『参加型社員』を目指すことだと思います。
そして、思いやりと責任感にあふれた社員に成長していくことを心から願っています。

 

社員から伝えます

一言コメント
≪鴨脚≫
同課の先輩である三浦さん(左)の存在は、すごく大きいです。仕事の質問に対して、丁寧で的確な回答をくださいます。そして次のステップに繋がるようなアドバイスもしてくださるので仕事に対するモチベーションが常に高い所で維持できていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
いつも笑顔で明るく、沢山の方から信頼されている三浦さんのような社員を私も目指します。
≪森川≫
林口さん(右)は、頼れる兄貴のような先輩で、一番影響を受けたのは、『人の嫌がる仕事』を率先して当たり前のように毎日継続してやることです。簡単なことのようでなかなかできませんが、実践している先輩はすごいと思います。
私も信頼される後輩になり先輩とともに会社を盛り上げていきたいです。
≪北井≫
社員代表でもある中村さん(中)は、チームワークを大切にし、小さなことでも上司、部下に対し『報・連・相』をきちんと実行しておられる尊敬する先輩です。
また、自分の仕入れた商品は、どんなことがあってもほぼ完売してしまうところや商談などその他の業務も中途半端で終了しない所は絶対に見習いたいと思います。

こんな雰囲気の会社です

仲間意識が強い会社です。普段は、個々の社員がそれぞれの部門でプロ意識を持って個性を最大限に生かした仕事をしていますが、社内の一部門で突発的に起きた重大な出来事に対して、他人事ではなく共有の問題として解決できる部分があるのではないかと他部門の社員が協力の手を差し伸べるといった社員間同士の厚い信頼関係によって、いざという時にはコミュニケーションが円滑に行われています。

また、どの部門においても性別の区別なく働ける機会や待遇が整備されていて、以前は女性だけだった事務部門に男性が勤務し、また男性だけだった配送部門に女性が勤務するといった職場環境が、さらなるコミュニケーションの円滑化を生み出し部門間同士の垣根をさらに低くしています。

仕事以外でも、会社が主催する忘年会の他に社員が中心となって行う会費制のイベントがあります。配送部が主催するバーベキュー大会、営業部が主催するビアパティーなど仲間意識が強くなければ成功しないイベントがありますが毎年盛大に行われています。

 

やりがいのある仕事です

河市水産としてやりがいのある仕事とは、鮮魚を扱うプロとして、問屋として『安心』『安全』『新鮮』で『適正価格』の商品を販売し取引先から信頼・支持をいただくことであります。また海外では健康推進のため魚食が注目されているにもかかわらず、海に囲まれている日本で魚食文化を発展させてきた日本人が魚食離れしている現実を真摯に受け止め魚食の普及活動を行うことです。

事務部門社員は、目立たない仕事をすることがほとんどですが、後方支援の重要な役割を果たしている事をやりがいのある仕事としています。後方支援の立場から前線の営業社員に対しバックアップできる事柄はないかどうか、週1回3班に分かれ事務報告会議を開き議論を戦わせ、最終的に班長会議に於いて決定した結果を事務部門責任者を通じて営業部門責任者に伝えることにより戦略として採用してもらえる場面があることが喜びとなります。
どんな事でも発言することができ、どんな小さなことでも意見として聞いてもらえ、真剣に考えた意見が採用され他部門の仕事に役立つということはやりがいにつながります。

誇りをもっています

京都中央卸売市場が昭和2年日本初の中央卸売市場として開場したのと同時に鮮魚仲卸業者として参入しました。そして昭和38年、法人化を機に現在に至るまで京都の業界ではトップの業績を誇っています。全国的にもトップクラスの業績を誇っていますが、業績もさることながら、現在に至るまで節目節目において人材育成、世代交代、就業規則の整備など様々な社内改善に取り組み、企業として業界以外でも広く認知されるようになってきたことを誇りに思います。

全社員が携帯しているクレドカードに with the “さかな”を合言葉として記されている『私たちの誇り』を紹介します。

私達は、“さかな”を通じて
信頼関係を築き、結束し業務に取り組める仲間がいることを誇りに思っています。
私達は、“さかな”を通じて
お客様から、支持され必要とされていることを誇りに思います。
私達は、“さかな”を通じて
CSRに取り組み、社会に貢献できる企業であることを誇りに思います。
“さかな”を愛する私達は、
カワイチの一員であることを誇りに思います。

 

これが自慢です

平成9年に社内改善委員会を発足し長期10年計画を打ち立てました。そして平成12年に第二管理部(人事部)を新設。若年層の人材育成や高齢者継続雇用、女性の地位向上、そしてキャリアアップを目指す社員には積極的なセミナー参加や資格試験受験など男女を問わず全面的に支援してきた結果、平成19年全国高齢者雇用開発コンテストに入賞。平成21年高年齢者の多様な働き方事例集として『パート・アルバイトによる短時間勤務と隔日勤務』が紹介されました。

そして、平成22年きょうと男女参画推進宣言企業の中から『市長賞』とは別に新設された『奨励賞』第1回受賞に輝きました。
さらに、平成23年には昨年に引き続き、きょうと男女参画推進宣言企業の中から今回は『市長賞』受賞に輝きました。

目指しています

法人設立の昭和38年から現在に至るまで業界トップとしてやってこれたのは、その時々の社会情勢としっかりと向き合い戦略を打ち立てることにより、時代の流れに逆らわず、流されず、流れに乗ることを心がけ企業努力をしてきたことが取引先様から支持信頼されパートナーとして指名していただけたからだと確信しています。
大きな節目として平成9年から社内改善長期10年計画に取り組んだおかげで、リーマンショックの影響で世界的不況に陥り、業界NO2、NO3が旧態依然の経営体制から抜け切れず相次ぎ廃業・倒産に追い込まれた時にも危機を乗り越え生き延びることができました。
そして、今後の更なる取り組みとして平成22年から営業本部を設置し、プロジェクトとして新規に発足させた営業戦略チームが中心となり、取引先様に今まで以上にレベルの高い提案が様々な角度からできることにより、取引先様からさらなる支持信頼をいただきパートナーとして指名していただけることを目指しています。

 

社員を人財へと育てます

平成9年から実施した社内改善長期10年計画の大きな柱の一つである人材(人財)育成の強化を目的に、3年間の準備期間を終え平成12年に人事部を新設しました。そして社員自らが、業務に対する意識の変化、モチベーションアップによるレベルの向上に取り組んでもらうため、就業規則の整備とともに新給与規程の制定により考課基準を明確にしました。
そして、レベルの向上に積極的に取り組む社員に対しては、全面的にバックアップするため、【誰もが能力を発揮し、『活躍できるステージ』がある会社に】を目標に掲げ様々な事に取り組みバックアップ体制をとっています。その一例として、社外セミナー参加推進と希望者の支援、資格取得の推進と希望者の支援などを積極的に行っています。
また、リーダー育成の一環として、管理部事務担当報告会、業務改善委員会などのまとめ役としてリーダーを抜擢し、リーダーとしての資質を積極的に勉強してもらうため様々なバックアップ体制をとっています。

会社を紹介します

大正13年“京の台所”と呼ばれている錦市場に水産物卸『河市商店』として創業しました。そして昭和2年、京都に日本初の中央卸売市場が開設されたのと同時に、鮮魚仲卸業者として参入し、さらに昭和38年には法人となり、従来の取引先に中堅スーパーマーケットなど多数の取引先が加わり、現在では業界全国トップクラスの企業として京都を中心に滋賀・大阪・奈良などに販路を展開し、お取引先様から信頼支持を得ています。
≪所在地≫
七条千本から五条千本までの間に京都市管轄の中央卸売市場全体の敷地があり、本社社屋は丁度その中間点である千本花屋町付近の敷地に隣接しています。そして、すぐ近くには加工場もあり、営業所は七条千本近くの敷地内にあり、本社から歩いてすべて5分以内で行動できる距離なので非常に便利です。
また、主要交通機関としてJR山陰線の丹波口駅があり五条千本付近の敷地に隣接していますが、この丹波口駅も本社から約5分の距離というのも便利です。

 

取り組んでいます

河市水産は、顧客に信頼支持され満足していただく(CS活動)ためには、まず業務活動を行う社員がいきいきと働く職場環境の構築(ES活動)が先決だと考えています。
構築された職場環境の下で、モチベーションの高い社員がいきいきと働くことにより、顧客に心より喜んでいただいた結果がCSR活動(企業の社会的責任)の第一歩につながっていくのではないかと考えています。
これらの考えを実現させるため、人材育成プランを大きな柱として、高齢者雇用の推進・男女参画推進・時間短縮勤務など会社における様々な労働環境と労働条件(多様性)に対し、多様性をもった職場の創設と職場の環境向上に取り組んでいます。
また、鮮度が命である鮮魚を≪安心・安全・新鮮・適正価格≫での取引を遵守するための基本行動として5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾≫に全社員が取り組んでいます。
そして、地域活動や、中央卸売市場の活性化活動にも積極的に参加するよう取り組んでいます。今回、同業者が壊滅状態に陥った東北大震災復興のため関係者が開催した様々なチャリティー活動や寄付活動にも積極的に参加しました。

働きやすい環境です

全社員が、それぞれの立場と環境のなかでいきいきと積極的に業務ができるよう営業本部機能の充実・各部門でのプロジェクトチームの発足など職場(職種)の創設と職場環境の向上を実現させてきました。
特にキャリアアップを目指す社員、向上心をもって業務のレベルアップに取り組む社員にとっては、支援体制が充実していて非常に働きやすい職場環境です。
また、男女参画推進・ワークライフバランス・メンタルヘルスに関する課題についても真正面から積極的に取り組んできた成果として、産休・育休・介護休などの支援制度も充実するようになり、現在のところ取得者全員が職場復帰を果たし、いきいきと働いています。