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会社から伝えます
◆経営者からのメッセージ
大京魚類㈱は1948年(昭和23年)の創立以来、京都市中央卸売市場の水産物卸売会社として、京都市とその周辺の皆様に生鮮・冷凍魚介類及び水産加工品をお届けしております。 京都は歴史と伝統文化に育まれた都です。伝統文化の一つである食文 化として『懐石料理』『有職料理』『精進料理』『おばんざい』などが有名ですが、これらに使用される食材は常に厳格な品質が要求されてまいります。 当社は、伝統の食文化を継承する数多くの料理店から量販店等を通じてのお客様まで、多種多様な要望に応え且つ満足して頂けるよう、創立以来、安全・安心を社是として日々努力を重ねてきております。 また、当社は国内最大の水産会社である㈱マルハニチロホールディングスのグループ会社として、グローバルな情報力と調達力により、日本及び世界各地より各種の水産物を集荷し販売しております。 昨今の物流・情報システムの変化により、当社の社業であります中央卸売市場の機能・位置づけが変りつつありますが、当社はこの変化をチャンスと捉えこれからの新しい時代に向けての歩みも始めております。 さらに、今一度市場の原点に立ち戻り、京都とその周辺の皆様にとってより身近な存在であり、且つ賑わいのある市場作りを今後の目標の一つとしております。 大京魚類は、これからも安全で安心な水産物を皆様にお届けしてまいります。 引き続き当社への ご愛顧ご支援をよろしくお願い申し上げます。 代表取締役社長 東川 守男 |
これが自慢です
◆目利きが支える京の食文化
大京魚類が高品質な魚を提供できるのは、魚を見極める目利きの存在があってこそ。 競り人として競り台にたつ社員が、同社を支える目利きとして活躍しています。京都市中央卸売市場の競りは早朝5時20分から始まります。 競りそのものは30分ほどで終了しますが、そのための準備は前日の夜から始まります。 生産者から入荷する魚を荷受し、品種やサイズ、産地ごとに分類して、市場に並べます。 「仕事の7割以上は競りの準備。その日の入荷状況で、販売の戦略をたてます」 そして、競り台にたってからは仲卸業者と独特の符丁で会話しながら魚の根を決定します。 決して妥協が許されない厳しい仕事の連続です。 でも、仲買いに“あの魚、良かったよ”と、褒められた時はうれしいです。それだけ魚が好きなんです。目利きの厳しい眼は同時に、魚への深い愛情に満ちています。
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