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会社から伝えます
◆経営者からのメッセージ
当社は、大正5年に奈良県で金銀糸メーカーとして創業いたしました。創業当初は製造部門のみでしたが、華やかな金銀糸が西陣織の帯の原料として重宝されるにつれ、取引先へ直接販売するために京都にも営業拠点を設けました。 早い段階から製造と販売の機能を併せ持ったことは、当社の飛躍の第一歩となったと言えるでしょう。さらに国内のみならず海外への輸出にも力を入れ、お客様の高い評価とともに確かな実績を積み重ねてきました。 この金銀糸が当社の第1の柱、そして第2の柱として着手したのが装飾用の塩化ビニールフィルムです。また第3の柱として、ポリエステルフィルムをベースとした転写箔の技術を確立しました。紙・プラスチック・布などに意匠性を付与する転写は、化粧品のパッケージや雑誌のタイトルロゴといった身近なところにも幅広く使われています。 このように"装飾の世界"でフィルムコーティングの技術を磨いてきた私達ですが、現在はその長い歴史のなかで培ってきたノウハウを活かしながら、新しい製品づくりに果敢に挑戦しております。 いかにスピーディに「薄膜かつ高機能」なフィルムを開発できるか。そしてお客様が抱える様々な問題を、当社の技術力でもって解決できるか。それが私たちの最重要テーマであり、今後の成長の鍵になってくるでしょう。 私たちは「いかなる企業環境にも道を拓き得る経営力と対応力を発揮し続ける」という企業理念のもと、これからもチャレンジ精神を忘れず、先進性と独創性をもった商品の開発に努めて参ります。 そして縁の下の力持ち存在として、人々の暮らし、産業や社会の発展に貢献して行きたいと思います。 代表取締役 中井 正広 ◆採用したい人物像 中井グループの社訓の1つに「和して同ぜず」という言葉があります。協調性を大切にしながらもしっかりとした自分の考えを持ち、これを相手に伝えるという意味です。 自分の考えをきちんと持ち、的確な言葉で相手に伝える事が出来る方に来て頂きたいと考えております。 又、「行動」と言う言葉がありますが、弊社は敢えて『考動』と言う言葉を使っています。 その理由として、何も考えずに動く・指示を受けてから動くのではなく、自らが考え行動を起こし、物事を理解してから動ける方と仕事がしたいと考えております。 ◆一緒に働きたい人物像 相手の気持ちを理解しながら、共に成長をし続けていけるような方と働きたいと考えております。 ◆学生のうちにやっておくべきこと 勉強は勿論ですが(特に英語は今のうちに重点的に勉強をしておいた方が良いと思いますよ。)、学生の間にいろいろな仲間を作る事が大切だと思います。 社会人になるといつかどこかで必ず壁にぶつかる時が出てきます。その時に相談できる相手、ストレス解消に外に遊びに行く仲間を増やしておいた方が良いと思います。 又、あなた自身が社会人に入ってからもその仲間からいろいろな話を聞く事により、自らも成長できるものだと考えております。 そして、その仲間を増やす為には多趣味になった方が良いと考えます。それは何故か? 一つの趣味に偏ると、考え方も単調になりがちです。 多趣味になる事で色々な事に興味を持ち、考え方も色々な視野から見ることができるからです。 最後になりますが、例年以上に就職活動は厳しいと思いますが、実りの良いものになるよう願っております。 |
社員から伝えます
入社8年目 ㈱ナカイテクノ技術課 岩間和樹から伝えます
◆入社を決めた理由は? 大学で応用化学を勉強していたこともあり、就職活動を始めた当初は塗材メーカーに興味がありました。そして調べていくうち、塗材を使って製品づくりをしている会社にも目が向くようになり、中井工業に出会いました。 当社はさまざまな機能を持たせたフィルムを提供している「薄膜コーティング総合メーカー」ですが、フィルムは幅広い業界で使われる材料ですし、当社の場合はウェットコーティングとドライコーティングを組み合わせることで多彩な用途に対応したフィルムが作れる。技術者としても幅広い仕事に携われる可能性が広がると思ったんです。 ◆会社の雰囲気は? 実際に入社して驚いたのは、社員が若いことですね。研修で入った製造部門では20代前半の社員が中心。自分と同じくらいの年齢の社員がリーダーを任されているのを見て、やる気や能力があれば年齢に関わらず重要なポジションに就けるというのを実感しました。実際、私も入社1年目でリーダーになり、新しい機械の立ち上げにも参加させてもらったんです。こんなことって、たぶん他社ではなかなかないこと。 当社の懐の深さというか、若手にまずチャレンジさせる社風がよく表れているんじゃないかと思います。 ◆就職活動生へのメッセージ 私が従事する新製品の開発業務は何百枚と試作品を作り込んでいく日々ですが、一歩ずつでも前進し結果が見えてくると、ワクワク感が高まってきます。ほんのちょっとの添加剤を加えるだけで性能が全く変わることもあり、毎日が新しい発見の連続です。実験スケールと生産現場ではモノのでき具合が異なり、化学式だけで判断できない部分も。だからこそ、「なぜだろう」「どうしたらできるだろう」と常に好奇心を持って取り組むことが大切になります。これから技術者を目指す皆さんにも、飽くなき好奇心と、問題を解決するために考える力を養っておいてほしいですね。
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