はり、きゅうは経穴(ツボ)の刺激などによる治療法です。
東洋医学の鍼灸の理論では、人の体には365ヵ所以上ものツボがあるとされており、金、銀、鉄などの針で患部を刺激する「はり」療法と、モグサを患部やツボにのせて焼き、その熱で治療する「きゅう」療法があります。
肩こりから生理痛、慢性疾患など、さまざまな症状に用いられ、最近ではアトピー性皮膚炎などの現代病にも効果を上げています。
大学入学資格を有し、文部科学大臣が認定した学校または厚生労働大臣が認定した養成施設において3年以上、はり師、きゅう師となるのに必要な知識および技能を修得した後、試験に合格するか、著しい視覚障害を持つ者で、高校入学資格があり、文部科学大臣または厚生労働大臣が認定した養成施設で5年以上必要な知識と技能を修得した後、試験に合格する必要があります。