社会の治安を守るために、個人の生命や身体、財産を保護し、犯罪の予防や鎮圧、捜査、被疑者の逮捕、交通の取り締まりなどを行います。
警察官には、巡査、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正、警視長、警視官、警視総監と9つの階級があり、また、これらとは別に、刑事、白バイ・パトカーの運転、鑑識といった専門職がある。こういった仕事を希望する人は、勤務の実績などを考慮されたうえ、研修を受けます。
条件をクリアして、関連職業についての特別なトレーニングを受けると、その後は各警察署に配置されたり、交通機動隊員になったりします。
警察官の採用試験はⅠ類からⅢ類まであり、Ⅰ類は17歳以上30歳未満までで、高卒程度の学力が必要です。
Ⅱ類は19歳以上30歳未満までで、短大卒以上の学力が必要、Ⅲ類は21歳以上30歳未満までで、大卒程度の学力が必要となっています。いずれも、体重、身長、視力について一定の身体基準があります。採用試験は、各都道府県警察において行われます。