各省庁の初級職員として採用される資格です。国家の政治行政に関する事務、調査、研究または技術的業務に従事します。合格者は主に税務署員、郵便局員など、地方の出先機関で採用され、国と国民を直接結ぶ仕事につきます。行政事務、郵政事務A、郵政事務B、税務、電気・情報、機械、土木、建築、化学、農業、農業土木、林業の12区分あり、人気が高い区分は行政事務、郵政A・B、税務などです。
上記12区分のうち希望の1区分を選んで受験します。受験資格は、17歳以上21歳未満の日本国籍の者(「税務」は上限20歳未満、「郵政事務」は25歳未満)で、国家公務員法第38条該当者は受験不可です。
第1次は高校卒業レベルの多枝選択式学科試験で、教養科目は12区分すべてに共通です。他に技術系職種は専門試験、その他の職種は適性試験と作文を行います。第2次試験は個別面接で、税務のみ身体検査があります。試験は年1回(9~10月)です。