各省庁の中堅幹部候補生として採用される資格です。財務省などの各官庁、国税庁などの外局、税関や国立大学などの付属機関で、国家の政治行政に関する事務、調査、研究または技術的業務に従事します。採用後は本人の希望で、本省庁か地方の出先機関(地方法務局や地方郵便局)などに配属されます。行政、図書館学、物理、電気・電子・情報、機械、土木、建築、化学、資源工学、農学、農業土木、林学の12区分があります。
上上記12区分から1つを選び受験します。受験資格は大学・短大・高専卒業程度の学力を持つ、21歳以上29歳未満の日本国籍の者で、21歳未満であっても、該当年度の3月卒業見込者は受験できます。国家公務員法第38条該当者は受験不可です。
試験レベルは短大卒業程度です。第1次は筆記試験で、科目は教養、専門、小論文であり、専門試験は記述式および多枝選択式で解答します。第2次試験は個別面接で、試験は年1回(7~8月)で、試験場は区分により異なります。