法務省入国管理局所属する公安職の国家公務員で、不法入国者・不法滞在者の調査、摘発、収容した場合の処遇、送還などを行います。入国警備官は、これら法律に違反する外国人を摘発し、日本の安全と国民生活を守り社会秩序を維持するという使命を担っています。
不法入国、不法残留している外国人の違反事件を調査したり、収容令書や退去強制令書を受けた外国人を摘発し、収容・護送・送還などにあたります。入国者収容所の警備や、収容者の処遇も任務となります。
採用試験を受験し合格する必要があります。試験は、1次(一般的な知識・知能を測る筆記試験と作文)と2次(人物試験(個別面接)、身体検査・身体測定・体力検査)があります。 入国警備官には、警守、警守長、警備士補、警備士、警備士長、警備長、警備監の7つの階級があり、努力次第で上位の階級に昇進することができます。