労働基準法や労働安全衛生法などの法律に基づいて、事業所や工場などに立ち入り検査を行い、正しい労働条件が守られているかを調査する仕事です。
労働者の賃金や、労働時間、安全衛生などをチェックし、改善のための指導を行います。
法令が守られていない場合は、事業主などに対して改善を指導し、重大かつ悪質な違反があった場合は、刑事訴訟法に基づき特別司法警察員として犯罪捜査を行い、検察庁に送検します。また危険性の高い機械・設備などについてはその場で使用停止を命ずる行政処分も行えます。
労働基準監督官採用試験に合格する必要があります。
試験区分は、法文系の労働基準監督Aと、理工系の労働基準監督Bに分かれており、どちらかを選択して受験します。
矯正視力が0.7以上、難聴でない事が条件とされています。