企業内において、消費者の相談に適切にアドバイスができること、消費者の生の声を商品開発や商品、サービスの改善に取り入れ反映されること、消費者向け資料の作成・チェックなど重要な役割を担い、消費者と企業との間の橋渡しの役割を果たすことが求められています。また、行政機関、団体等の消費者関連担当部門での活躍も期待されています。
経済産業省認定の消費生活アドバイザーの資格を取得する必要があります。資格取得のための試験は誰でも受けられますが、消費生活アドバイザーの称号が付与されるためには、2次までの試験に合格することに加え、消費者関連部門での実務経験1年以上か、(財)日本産業協会の実施する実務研修の修了が必要です。なお、試験合格と実務経験は、どちらが先でも構いません。生活科学や家政学、マーケティング関連などが学べる学校で勉強すると良いでしょう。