依頼者からの鑑定申し込みにより、依頼者が指定した土地や建物などの不動産を実地に調査し、費用性、市場性、収益性などを調べて分析し、不動産鑑定評価基準に基づき、今までの経験をも加味して、総合的に判断し、適正な価格を決めます。
その結果と経過を鑑定評価書に取りまとめ、依頼者に説明、報告します。有資格者の地位、収入、将来は保証されているといえる、不動産の専門職です。
不動産鑑定士試験に合格する必要があります。試験はかなり難しく、標準的な人でも、第二次試験合格までには6~7年かかると言われています。
第二次試験合格後、2年以上の不動産鑑定評価の実務経験を積み、ようやく不動産鑑定士補として国土庁に登録されます。
さらに(社)日本不動産鑑定士協会で、1年以上の実務補習を修了してはじめて第三次試験の受験資格を得られます。