ホテルのバーラウンジや店舗で、何千種類もあるカクテルを作る仕事です。
バーテンダーは、お客様から注文されたカクテルをレシピ(処方)にそって作ります。ベースとなるお酒に、副材料となる飲料、香料などを混ぜ合わせて氷を加え、手早く作ります。
混ぜ方には、シェーカーに入れて振る、ミキシンググラスでかき混ぜる、飲むためのグラスに直接入れるなどの方法があります。
お客様の好みに応じて、お酒の量、甘口か辛口かなどを作り分ける技術はもちろん、接客マナーや話題の豊富さも、固定客にとっての魅力となり、 また、自分のオリジナルのカクテルを作り出すなど、日々の研究や訓練が欠かせません。経験と努力がものをいう仕事です。
特に必須となる資格はありませんが、日本バーテンダー協会ではNBA認定バーテンダー資格証書、NBA認定 バーテンダー技能検定合格証書などの検定試験制度や、全国バーテンダー技能競技大会などを開催しており、バーテンダーとしての力量の目安にする事ができます。
各種学校でバーテンダーの勉強をしてから就職する方法やホテルに就職後、様々な仕事を経験してからバーテンダーの道に進む方法、バーなどに勤務しながら一人前のバーテンダーになる方法があります。
先輩についての仕事であれば、就職してすぐにできることもあるが、バーテンダーとして一人前になるには10年かかるともいわれています。 お客様に気分よく過ごしたり飲食してもらうことが第一であり、資質としては、身のこなしが軽いこと、気配りができることなどが求められる。
カクテルの技術と人柄が重要です。