リゾート・レクリエーション施設や週末住宅、都市建築、そして住宅に最もふさわしい庭の企画・提案から造園までを担当します。建物や周辺環境、客の好みなどを考慮しながら、植樹、池、道などを配置し、洋風、和風の庭にデザインしていきます。環境保護の観点からもさまざまな分野で必要とされつつある職業です。インテリア、ハウジングメーカー、都市計画や環境整備などのスケールの大きな仕事まで、将来の活躍が期待されます。
園芸系の学べる専門学校や各団体が運営する講座を受講するなど、勉強する手段はいろいろあります。働き方も、個人が趣味で楽しむ庭作りのお手伝いから、ランドスケープとなるような庭園をみずから造るなど規模によって活躍の場は多彩です。ガーデンデザイナーになるために特に資格は必要ありませんが、取得しておくと有利な資格に造園施工管理技士、造園技能士などがあります。勤務先としてはガーデンデザイン事務所、造園関連の店舗や企業、園芸店などが考えられます。