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ビオトープ管理士

ビオトープとは野生動植物が生息・生育する空間のことです。このビオトープを持続するための管理技術者がビオトープ管理士です。
環境問題が注目されるなかで、自然生態系が私たちの生存を支える基盤であるとの認識が広まりつつあり、野生生物の生息可能な生態的空間の保護、保全、復元、創出に行い、自然と共存した地域づくりに寄与していくビオトープ事業への期待が高まっています。
ビオトープ管理士は地域の自然生態系を守り、取り戻す役割を担うビオトープ事業の効果的な推進に必要な知識、技術、評価・応用能力を持つ者に財団法人日本生態系協会から与えられる資格です。
ビオトープ計画管理士は、都市計画、農村計画などのプランナーとして、設計、施工にあたる事業現場担当の技術者として活躍が期待され、さらにはボランティアなどの活動をとおして地域社会への貢献に生かすことも可能です。

必要な資格等

財団法人・日本生態系協会が主催する、ビオト-プ施工管理士試験に合格しなければいけません。
資格は、ビオトープ計画管理士・ビオトープ施工管理士の2種に分かれており、それぞれ2級と1級の試験があり、試験はそれぞれ筆記・口述試験で構成されています。1級はそれぞれ筆記試験に小論文があります。2級には受験資格は設けられていませんが、ビオト-プ施工管理士試験・1級の受験を受けるには、ビオト-プ施工管理士・2級を取得した後、7年以上の実務経験を積まなければなりません。