プロやアマチュアのスポーツチームと契約し、スポーツ選手の体調や栄養を考えて、献立を提案するなど食事の内容や摂り方を指導する仕事です。
スポーツ選手の聞き取り調査から始まり、寮や合宿所のメニュー作成、選手に食事をつくる人へのアドバイス、試合時の栄養・水分補給の準備、必要なサプリメントの選定などをおこないます。
スポーツ栄養士の職域は幅広く、教育機関や医療施設、スポーツ支援組織のほか、プロ・アマの競技選手に健康指導やトレーニング指導を行う専門企業、サプリメント・食品・飲料メーカー、大手給食会社などがあります。
栄養士の資格しか取得していないのであれば、まず管理栄養士の勉強をして資格を取得し、「何を質問されても大丈夫！」と、自信を持って答えられるように知識を身につけることも大切でしょう。
また、スポーツ栄養士は、栄養面における専門的知識だけでなく、 スポーツや病気に対する知識のほか、最近ではサプリメントの知識も要求されます。そのため、スポーツ栄養士として働くには、養成学校で学んだ知識だけでは充分とはいえません。
ボランティアとして活動しながら勉強したり、病院などの別分野の管理栄養士として働いて、経験を積んでから、スポーツ栄養士を目指したりするケースが多いようです。
