花を仕入れて、お店で販売したり、花束を作ったり、フラワーデザインを行うのが仕事です。
街の花屋さんをはじめ、街の店頭デザイン、ホテルなどのパーティ、婚礼の装飾、葬儀の装飾なども行います。
お店に出勤すると、まず、店頭へ鉢や籠を運んだり、花に水をやったり、店内の清掃を行い、花束用のリボンやアレンジ用の花籠の下準備も大切な仕事です。
花は、鮮度が重要で、市場から到着した花は、鮮度を保つために水揚げや冷蔵庫に保管します。 ホテル等での婚礼やパーティの装飾には、細心の注意が払われ、フラワーショップ店員は、会場の雰囲気やテーブルクロスの色、カップルの衣装の色まで計算して、花のアレンジを行います。
フラワーショップ店員は、確かに夢があり、人気の職業ですが、花という生き物を扱う仕事なので、手が冷たい、手が荒れる、といった厳しい面もあるということをまず知っておく必要があります。
フラワーショップ店員は長い経験と絶え間ない研究や勉強が必要な職業ですが、力がつけば独立することも可能です。
特に学歴の制限はありません。
現在では高卒程度の学歴と常識を持っていることが望ましいと考えられています。これは、扱う花や鉢の種類が多くなり、基礎的な植物学の知識を土台として手入れや処理の方法を覚える必要が出てきたからです。
また、生け花の免許、フラワーデザインの検定や認定資格を得ていると就職の際に有利になります。持っていない人は、入店後にこれらの資格を取るよう努力する姿勢も大切です。
