農場や牧場などで、牛や豚、鶏などを飼育する仕事です。
乳製品にしたり、食肉用にしたり、安全でおいしい畜産品等を生産するために、飼育方法や飼料・環境を整え、家畜を育てていきます。重労働ですが、育てる楽しみがある仕事です。
搾った生乳は衛生管理に配慮して保存し、農協等を通じて出荷していきます。牛乳やチーズ等乳製品の生産・販売を自ら行う酪農家も増加している傾向にあります。
農業(者)大学校(2年)や研修施設などで基礎を学び、酪農家のもとで2年以上実習を行って技術を身につけていきます。また、酪農ヘルパーとして経験を積む方法もあります。
就職前に、飼料生産に用いるトラクターやけん引の免許を取得しておくと役に立ちます。「家畜人工授精師」の資格を取得すると、乳牛の繁殖を自ら行うことができます。