看護師の業務は、病人や障害者などに対して生活するのに必要な援助を提供することです。また、多くの国において診療の補助として、医師の指示の下に、医師の診療上の補助として医療行為を行うことが法的に認められています。一般的には採血や血糖値の測定、薬剤の投与、創部の清潔管理などは多くの国で認められています。
病院や診療所の中にとどまらず、リハビリ施設、社会福祉施設、介護保険による老人訪問看護など、さまざまな形で広がりつつあり、慢性的な人手不足状態が今後も続くものと予想されます。
高校を卒業してから看護高等学校(看護科、専攻科の5年間)、看護専門学校、看護短大、大学(看護学部・医学部保健学科など)で3年あるいは4年の専門教育を修めた上で、国家試験に合格し厚生労働大臣の免許を受けなければなりません。合格すれば就職は確実で、長く続けられる安定した魅力ある職業といえます。