音楽の持っている生理的や心理的な働きを活用する事によって心身の障害の回復や機能の改善を意図的、計画的に行う治療プロセスを実践する仕事です。
病気や障害を持った人に対して音楽を聴かせたり、歌を歌って聞かせるといったような音楽療法を活用しながらコミュニケーションをとり、リハビリテーションやセラピーなどを行います。活躍できる職場としては、精神科病院や一般病院などのリハビリテーションセンターや養護学校や小学校、中学校などの養護学級、老人保健施設などの高齢者施設があります。
日本音楽療法学会が認定している民間の資格で、資格は5年に一度更新する必要があります。
日本音楽療法学会だけでなく、大学や専門学校などを卒業すると音楽療法士として認定している学校や、地域で独自に認定しているところもあります。
資格を取得したとしても主な活動はボランティアとなり、就職をするのは難しいのが現状です。