森林施業計画の作成や、造林などの事業にかかわる計画書の作成および実行、林道の調査・設計、施工管理が林業技術者の主な仕事となります。
自然を相手にした仕事のため、森林への深い知識と理解、自然と人間との共存共栄を尊重できる広い心が必要です。技術者といっても、ただ単に開発を行うだけでは自然環境の破壊につながりかねません。天然資源である森林の育成に配慮する姿勢が求められます。
社社団法人・日本森林技術協会が実施する林業技士制度で、資格の認定を受ける必要があります。
受験資格を得るには、大学・短大・高校等で林業に関する知識を習得し、大卒で7以上年、短大卒で10年以上、高卒で14年以上の実務経験を積む必要があります。
関連資格としては、技術士(文部科学省)、測量士(国土交通省)、林業普及指導員(農林水産省)、林業架線作業主任者(厚生労働省)、林業技士・森林情報士(民間資格)などの認定資格があります。