公共の公園や緑地、個人の庭園などを設計する仕事です。
庭園を設計するためには、樹木や草、土や石、水などの知識が不可欠で、病害虫や農薬、環境に関する知識も求められます。また、日本では昔から名園が多く造られてきたので、歴史への関心も必要です。
そうした知識をもとに、客のニーズにあった設計を提案し、実際の工事の指揮や監督をするだけでなく、自らも作業にあたります。
大学の土木学科や建築学科、専門学校のガーデンデザイン学科などで基礎知識を学び、庭園設計会社や建築会社に就職する場合が多いようです。実務経験を積んで、国家資格の造園技能士資格や造園施工管理技士などを取得するとキャリアップにつながります。