Webクリエーターは、まず、依頼者の要望を聞いて開設するサイトの目的を明確にし、閲覧者の動向を踏まえて、どのようなサイトを制作するのかといったコンセプトを決め、あわせて開発スケジュールや運営体制などを決定します。
次に、コンセプトに基づいて画面のデザインやレイアウト、提供する機能など細かい内容を決めていきます。各ページに掲載するコメントや画像を作成し、htmlなどの専用のプログラム言語を用いて、サイトを制作します。
小さなサイトの場合は、一人ですべてをこなすこともありますが、企業などが作成する数百ページにも及ぶサイトの場合などは、ページのデザイン、画像の作成、サイト制作の進行管理をするプロデュースなど、分業して制作を行うことが一般的です。
また、写真家、コピーライター、プログラマーなど他の職種のプロと分業を行うこともあります。
コンピュータの知識は必須となるため、大学、短大、専門学校などで知識を身につければ有利になります。中途採用の場合は、DTPデザイナーやプログラマーなど関連する職種から転職してくることが多く、利用者に支持されるサイトをつくれるかという個人のスキルが問われる職業のため、実績があれば、独立しやすいといえます。フリーやSOHO(Small Office Home Office)で働く人も多いのも特徴です。
必要な資格や免許など特にありませんが、デザインの基礎は必要となります。
関連資格にCG検定マルチメディア検定やサーティファイWebクリエイター能力認定試験などがあります。