飛行機を点検し、お客様の安全を守る仕事です。フライトの前に毎回点検する「ライン整備」はもちろん、飛行回数や飛行時間に応じて点検する「ドック整備」も行っています。飛行機の点検には多くの知識と技術が必要なので、ライン整備を担当する人、ドック整備を担当する人、エンジンが専門の人、コンポーネント(整備品)が専門の人、というようにそれぞれの専門分野の知識と技術を持った航空整備士が協力して点検・整備を行っています。
一等と二等の「航空整備士」と、一等と二等の「航空運航整備士」があります。
学校を卒業した後、航空会社などに入り、試験を受けて資格を取得し、航空整備士として仕事につく人と、学校を卒業し資格を取得した後に、航空会社などに入り、整備士としての仕事につく人がいます。大型航空機を取り扱うためには、「一等航空整備士」や「一等航空運航整備士」の資格が必要となります。