印刷会社やデザイン事務所などさまざまな現場で、デザイナーの指示を受けて印刷の前工程である版下制作の作業を、コンピュータを使って行うことが仕事です。
DTPの導入によって、高度なグラフィックデザインが可能となり、DTPに用いられるパソコンはAPPLE社のMachintosh(マッキントッシュ)が事実上ほとんどのシェアを占めています。
出版・印刷業界だけではなく、企画職が作成するプレゼンテーション資料や、営業職が顧客に見せる販促ツール、事務職が配布する社内報なども、DTPで作成されるケースが増えています。いかに効率よくかつ手際よく、きれいな印刷物を作成できるかが重要になってきます。
DTPについて学べる専門学校などで知識や技術を学んだ後、就職するのが一般的です。本や雑誌が好きな事はもちろん、細かい作業をテキパキとこなせるような人、デザインが得意な人などが向いています。資格より経験が問われる職種ですが、DTPオペレーターを志す方に有効である資格は、DTP検定、DTPエキスパート、Illustratorクリエイター能力認定試験などがあります。