言語聴覚障害者に対し、専門的知識と技能を持って行う言語療法士の仕事は極めて重要であり、医療および福祉の分野における役割が大いに期待されています。仕事は、障害者と1対1で行う場合が多く、騒音の少ない訓練室内で、所定の労働時間内で行われ、交代制や深夜勤務などは現在のところありません。
言語聴覚士法に基づき、診療の補助として、医師又は歯科医師の指示の下に、嚥下訓練、人工内耳の調整その他厚生労働省令で定める行為を行います。
今だに国家による資格制度が確立されていません。
現在では、日本医師会、日本歯科医師会を含む26の医療関連団体で結成された医療言語聴覚士資格制度推進協議会が基準を策定し、養成施設の認定と、養成校の卒業者を対象とした認定試験を行っています。