テレビや映画、演劇で視覚的な仕組みを担当する仕事です。
ただ、美術スタッフといっても様々で大道具から小道具、衣装、特殊効果など様々なジャンルがあります。その場面に合わせた室内などを作り上げたり、そのなかに置かれているあらゆる道具を用意したりするのも仕事です。映画などでは時代考証に合わせた古いものを集めるだけでなく、場合によっては同じようなものを作り上げる技術も必要となります。
大道具、小道具、美術スタッフ助手などを経て、美術監督になってゆく道もあります。
必要な資格や免許など特にありません。
映像や美術系の学校で学び、映画やCMの美術を請け負う会社に就職したり、制作会社の美術担当として就職したりします。また、直接現場に弟子入りをするというケースもあります。
最初は美術スタッフの助手として経験をつみ、やがて大道具・小道具(装飾)といった自分の担当を持つようになります。