木材を素材として使い、技術とセンスを生かして工芸品を作るのが木工工芸家です。
作るものに合わせて木目などにも気を配りながらイメージに合った木材を選んで加工し、オリジナリティあふれる作品を作り上げます。高度経済成長期以降の大量生産大量消費により、手作りの工芸品は姿を消しつつありましたが、近年その良さが見直され始めています。
家内制手工業なので就職先は少なく弟子についた後、独立するパターンが多いようです。
必要な資格や免許など特にありません。
美術・工芸系の学科がある大学、専門学校で知識や技術を身に付けた後、アトリエや工芸メーカーなどに就職します。また、木工工芸家に弟子入りし、アシスタントを経て独立する人もいるようです。