ショーウィンドウやモーターショーなどのイベント会場、あるいはテーマパーク、博物館や美術館などで、展示や飾り付けなど専門的におこなう仕事です。
ディスプレイデザインは、あくまでも商品・展示物を引き立て、宣伝効果を上げるためのものなので､一人よがりの芸術作品でなく、依頼主の要望（営業方針、販売目標、予算など）、消費者のニーズなど、さまざまな制約を踏まえて表現しなくてはなりません。
顧客のニーズに応え、効果的な演出ができるよう、幅広い知識と確かな技術が必要です。
必要な資格や免許など特にありません。
建築やデザインの基本的な知識があった方が望ましいとされます。ディスプレイについては、全国の美術系の専門学校などで、学ぶことが出来ます。ディスプレイデザイン会社や広告代理店のディスプレイデザイン部門に就職します。経験を積んでから、独立してフリーとして仕事をしているデザイナーもいます。
関連資格として、社団法人都道府県職業能力開発協会主催のディスプレイ技能士の資格があります。
