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型枠大工

型枠大工はコンクリート打込み用の型枠を作りこむ大工のことをいいます。
ビル建築には、大小に関わらずその大半に「鉄筋コンクリート工法」または「鉄骨コンクリート工法」が用いられています。この工法は、杭の上に鉄筋を組み、これを型枠で囲って柱などの形を作り、その中にコンクリートを流し込み固める工法で、この型枠を作り組み立てるのが仕事です。
型枠大工の行う仕事の種類は、ビル建築にとどまらず、土木工事でも新幹線、橋、トンネル、地下鉄などコンクリートを使う工事はすべて対象となり、現在ますますこの職業の需要が増大しています。当初は木造大工がこの仕事を行っていたため、現在でも型枠大工と木造大工を兼ねている人がいます。

必要な資格等

型枠大工の仕事の内容は、施工図作成、材料段取り、測量墨出し、加工、組立など、建設技能者のうちでは高度な技能が要求されます。
これまでは、まず大工見習いとして縁故などから就業するケースが多かったのですが、最近は大手業者が新規学卒者を募集して認定訓練校で教育を受けさせ、将来の幹部要員として養成するケースが増えてきました。しかし、一般的には型枠大工見習いとしてまず就職し、技能を習得して一人前になる例が多いようです。
ある程度仕事に精通してきたら、1・2級型枠施工技能士や「型枠支保工の組立て等作業主任者」の資格を取り、技術と知識に磨きをかけていきます。