土木、建築工事を進める上で必要不可欠となっている工事用機械や車両の運転、管理を行うという、大変重要な役割と責任を担っています。
現在の建設工事には、重量1トン未満のミニ建設機械から、100トン近い超大型機械まで、多種多様なものがあり、主なものとしてはブルドーザー、パワーショベル、ホイルローダー、ダンプトラック、ロードローラー、クレーン、くい打ち機などがあげられます。この仕事は、建設機械がここ数10年の間に飛躍的な発展を遂げたことや、建設需要の拡大などにより、一部の建設機械では女性オペレーターの活躍も見受けられるようになり、欧米並みの魅力ある仕事となってきています。
特に必要な資格はありませんが、現場で作業をするためにはクレーン運転士免許や移動式クレーン運転士免許の取得や、車両系建設機械運転技能講習を修了すること、または建設省の建設機械施工技士2級を持っていること、職業訓練校の建設機械運転科を卒業することなどが必要です。
さらに、公道へ出て作業をする場合には、大型特殊の免許が必要となりますので、オペレーターのほとんどは、大型特殊免許を取得しているようです。建設機械オペレーターは、使用機械の維持、管理についての責任はもちろんのこと、操作ミスや不注意により事故を起こさないよう、安全には特に注意を払わなくてはなりません。