虐待・いじめ・不登校等、子供を取り巻く環境はますます厳しくなっており、家庭だけでは解決できない問題です。その子供たちの権利を守るために設置されているのが児童相談所です。そこで実際に子供や親たちと対面し、子供にとって最も適切と思われる解決策を決めて実行するのが「児童福祉司」と「心理判定員」で両者が児童相談員と呼ばれています。
児童福祉士は、親子関係等子供を巡る環境から問題を捉えます。
心理判定員は、子供の心理的な側面から問題を捉えます。
両者の調査を基に子供の具体的な指導・援助、児童福祉施設への入所等の決定を行っています。
地方公務員試験に合格する必要があります。
児童福祉司は、「児童福祉司・児童福祉施設職員の養成校の卒業者」「大学で心理学、教育学、社会学を学んだ者」「医師の資格がある者、社会福祉主事としての実務経験があること」などの条件が必要です。
心理判定員は、「医師で精神保健の学問的知識と経験を有すること」、「大学で心理学を修了した者」などの条件が必要です。
