建物の仕上げ職種の一つであり、屋根などの防水工事において防水層をつくる作業を行う仕事です。
建物において防水工事を必要とする部分は多く、一般に降雨水の建物への侵入、生活及び産業等に必要な水を貯水したり、あるいは不要な水を排水したりする部分には必ず防水工事が必要になります。最近では、防水層の種別あるいは工法の種別も新しいものが増えるに従い、複数の防水層あるいは防水工法を施工できる技量が必要となってきています。
専門的な学歴や資格は必要とされませんが、一定の体力が求められます。
必要な技能は、現場で働きながら身に付けていくのが一般的です。
入職後一定の実務経験を積んだ後に、厚生労働省が実施する技能検定の「防水施工技能士」の資格を取得すると、技術の証明として評価され、昇進の可能性も高まります。