無線機器を使って情報通信を行う技術者です。
無線通信士には大きく分けて3種類があります。船と陸上間の通信を行う「海上無線通信士」、航空機と陸上間の通信を行う「航空無線通信士」、そして「-般無線通信士」です。
タクシー会社や運送会社などが無線で連絡をとりあっているのが、一般無線通信士の担当分野です。航空や海上になると指令塔としての役割が大きくなり、とくに緊急時は必要不可欠です。
受験する資格によって試験内容は様々ですが、基本的に全資格共に受験資格に特別な制限はありません。
総合無線通信士(1級~3級)については、合格率が数%と いう無線通信士関連の資格で、最難関の資格です。ただし、大学の電気工学科などで指定科目を修得することにより、卒業後「無線工学の基礎」が3年の間免除されます。