葬儀の企画から会場設営、儀式の運営、司会・進行だけではなく、死亡届や予算の相談など手続きをすべて代行します。また、葬儀終了後の四十九日法要、香典返しの手配のほか、仏壇や墓地の相談、保険の相談や手続の代行なども行います。
葬儀は、個人の住宅、社葬や団体葬など多様な規模があり、仏教形式、キリスト教形式、神式、または無宗教形式など形式もさまざまです。
葬儀の企画・運営・進行は段取りよくスムーズに行うことが求められます。
厚生労働省認定の「葬祭ディレクター技能審査」があります。受験資格は、2級は2年以上の実務経験、1級は5年以上の実務経験者か、2級合格後2年以上実務経験が必要です。
一般的には、葬儀会社に就職し、葬儀全般の知識を身に付け、経験を重ねていき、社葬など大規模葬儀の企画・運営にも携われるようになります。
葬儀は悲しみの中で厳粛に執り行われるため、落ち着き、忍耐、誠実、清潔性、信頼性など人格的な資質が求められます。