保育士とは、「保育士国家資格を保有し保育所や児童福祉施設で働く人」のことを言います。食事、排泄、睡眠、遊びなど日常生活を通じて、健やかな心と身体を持った子どもに成長するように援助する仕事です。
保育所にはゼロ歳から6歳までの子どもがいるので、担当する子どもの年齢によって、仕事の内容や対応の仕方が異なります。乳児を保育する場合には、授乳やおむつの取りかえなども行います。
保育士は、 「子育てのスペシャリスト」であることを求められます。愛情をもって子供の世話をする事が最大の仕事であり、世話をする方法に関して専門的な知識を持つのが保育士である、と言えるでしょう。
保育士の資格が必須です。卒業と同時に資格が取得できる大学や専門学校も多くあります。養成課程の多くは、大学や短大、または専門学校の中に2年以上の課程として置かれています。
保育士試験は各都道府県で年1回以上実施されており、短大・高等専門学校卒業者(大学に2年以上いて教養課程を修了した者を含む)や、児童福祉施設において5年以上(高校卒業者は2年以上)児童の保護に従事した者が受験できる仕組になっています。