外務公務員は、外務省本省では、政策決定に関与する課長、局長、次官などの幹部職員候補です。大使館・総領事館などでは大使や総領事としての仕事を行います。経験を積めば、将来は幹部職員として活躍することが期待されます。
具体的な仕事内容は、所属の省庁や関連機関によって異なりますが、中央の本省庁に勤務している場合は、予算の編成、政策や法令の立案などを行います。また、その他にも、国が発表している各種資料作成のための調査や、広報などの仕事も行います。
国家公務員試験に合格する必要があり、国家公務員Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種があります。国家公務員試験に合格すると、各省庁の面接を経て、正式に国家公務員として採用されます。