営業部門と連携しながら、原材料や製品の輸出・輸入といった海外との取引を行う際に必要なデータや情報を整理して、契約に必要な書類を作成するのが主な仕事です。
輸出入取引は、現在では貿易商社のみならず、製造業・百貨店をはじめとする流通・販売業においても幅広く行われています。実際の取引業務を行うわけではありませんが、取引を行う商社マンや営業職の人たちをサポートする役割を担います。文書作成は英文が中心となるので、英語など外国語の知識と、パソコンなどのOA機器操作能力も求められる職業です。
特に資格は必要ありません。学歴としては短大・大卒程度で、英文科など英語能力と関連した学部・学科を専攻すると有利です。
海外貿易に英語をはじめとする外国語は不可欠であるため、多くの企業ではTOEIC、英語検定の1級等の資格取得を条件としているところもあります。また、パソコンなどのOA機器全般を使いこなせる能力も問われます。
営業のサポートとして契約書や事務書類の作成などの事務処理が仕事の大部分を占めますが、経済動向や政治状況などが企業の利益にダイレクトに関わってくるので国際情勢に常に注意をむけておく必要があります。