旅行会社のカウンターでお客に直接応対してパッケージツアーの販売や、お客の企画に対応してアドバイスや相談をしながら企画・手配を行ったり、コンピュータシステムの端末機を使って、航空機、鉄道、宿泊券などの予約・販売も行っています。
手配旅行の多くは視察旅行、修学旅行、職場旅行等の団体が多い傾向にあるが、最近ではより個別的な目的にあった旅行をしたいという客が増え「手配旅行」の需要が大きくなっている。
手配旅行では、旅行者はより多くの情報と専門的な知識を求めているので、旅行についての専門知識はもちろん、地理、歴史、文化、治安などの幅広い知識や最新情報を持ってアドバイスをしていく必要があります。
免許や資格、国家試験は必ずしも必要ではありません。
学歴・経験も不問ですが、大手企業では女子は短大卒、男子は大学卒を採用するところが多くなっています。就職時期のマスメディアを通じての企業の人気ランキングで常に上位に位置している業種のひとつです。
旅行業者の従業員に対する資格として、国家資格である一般旅行業務取扱主任者と国内旅行業務取扱主任者があります。試験は相当難しく、合格率は2割程度ですが、この資格を取得することが旅行会社社員のひとつの目標となっているようです。
海外旅行の比重が大きくなっているので、外国語(特に英語)を身につけておいた方が有利です。