人が職業生活を営む上で起こる様々な問題についてのカウンセリングを行います。また、性格や適性をみてもっと相応しい職種につけるようアドバイスする仕事です。幅広い知識と、豊富な引き出し、経験値の高さも求められる職業であり現在のところ、企業の人事部などに属しているケースがほとんどです。
大企業の場合は数多くの部署があり、職種もさまざまなので、現在の職場に適応していない社員が意欲的に働けるようさまざまな支援をします。
特に資格や学歴などは必要ありません。人気の高い職業であると同時に社会的ニーズも多いことから、キャリアカウンセラーについて学びながら、大学や専門学校などの教育機関で就職活動の支援・指導をして、企業の人事部や人材派遣会社でスキルアップや転職などの相談に乗るという業務を行なう人も少なくありません。
厚生労働省では雇用のミスマッチを解消すべく、キャリア・コンサルタントの育成を急いでいます。その一環として「キャリア・コンサルタント能力評価試験」の普及に努めており、日本キャリア開発協会(JCDA)が認定するキャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)資格はその一つです。